山根勲は自他共に認めるキモヲタだった、おまけに頭もあまり良くなかったために県内でも屈指のDQN校に通っていた。
当然オラオラ&ウェーイ系の校風に陰キャの勲が合うわけもなく。
入学以來2年間、ほぼ空気として存在を宇宙背景放射の様に隠して生きていた。
だが、このままではいけない……。
「俺だってアオハルしたい!」
そう一念発起した勲は、亡き祖父の遺言である「ギャルは心が暖かく、オタクに優しい」という言葉を信じ。
同じクラスのギャルに挨拶をかます……!
そして……
表紙カラー1ページ
本編モノクロ50ページ
全51ページ
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